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サステナビリティ

人生を豊かにする「遊び」を
持続的に提供するために。

当社は、広大な自社の土地を事業のベースに、遊びとまじめに向き合い続けてきました。
私たちにとって「遊び」とは、人生に欠かせない健全な存在であり、またその場限りの関わりで終わることなく、時代を越えてずっと寄り添い続けるものです。
遊びがもたらす感動や興奮、安らぎや学びは、人の生き方の幅を広げ、社会に豊かさを生み出します。
だからこそ、企業スローガン「遊びを、まん中に。」という想いのもと、この先何十年、何百年と変わらず「遊び」を提供し続けるために、
ESGの視点を重視し、ステークホルダーの皆様と良好な関係を築きながら、長期持続的な活動を行っていきます。

よみうりランドの
SDGs

「持続可能な開発目標(SDGs)」への貢献

当社はSDGsの考えにも賛同。遊びを通じてより良い
人生を提案する企業として、様々な取り組みを通じて
持続可能な世界の実現に貢献していきます。

Environment
  • E
  • S
  • G

遊びを支える環境を、未来へとつなぐ

当社の事業のベースには、自社の土地があります。私たちの企業活動における基盤となる大切な資産だからこそ、この土地や自然を守り、未来へとつないでいこうという強い想いを持っています。自分たちの土地をキャンバスに本当にいいと思った遊びを描き続けていくために、環境資源の活用、廃棄物の削減や再利用、自然に触れる環境の整備など、環境に配慮した取り組みを行います。

  • ENERGY
    活用エネルギーの見直し
    • 太陽光発電
    • 社用車に電気自動車導入
    • 船橋競馬場内へ太陽光パネル設置
    • 社有車に電気自動車を導入
    • 2021年よりジュエルミネーションにグリーン電力を導入2021年よりジュエルミネーションにグリーン電力を導入

    日々新たな楽しさを生み、レジャーの幅を広げていくためにも、使用するエネルギーの最適化は必要不可欠。千葉県船橋市の船橋競馬場内や静岡県掛川市の静岡よみうりカントリークラブ隣接地への太陽光パネル設置や社有車に電気自動車導入、遊園地の駐車場専用スペースに電気ステーション設置、ジュエルミネーションへのグリーン電力の導入など、限られた環境資源の活用を見直し、その実施に取り組んでいます。

    関連性の高いSDGs
  • 3R活動
    • プラゴミ削減
    • バッテリーの再生品利用
    • たい肥への再利用
    • ゴーカートに日産リーフのリチウムイオンバッテリーを再利用
    • 寝藁や馬糞のたい肥化事業に協力

    廃棄物の削減、資源の再利用・再生利用を示す3R(Reduce/Reuse/Recycleの総称)の視点を持ち、プラゴミ削減やゴーカートにおける再生バッテリーの使用など、環境にやさしい活動に取り組んでいます。また川崎・船橋競馬場で取り組む寝藁や馬糞のたい肥化事業にも協力しています。

    関連性の高いSDGs
  • 緑地保全
    • ゴルフ場などでの樹木維持
    • ゴルフ場での植樹「新植」
    • ゴルフ場での植樹「成長段階」

    いつ来ても旬の遊びをお届けしていく企業として、その環境も常に最善の状態を維持・管理し続けることを使命としています。例えばゴルフ場は、広大な面積を有した緑地として環境維持に関わる貴重な存在であると考え、樹木の維持に努めるだけでなく、長期計画的な植樹を実施。地球温暖化防止・CO2削減、さらには生物の生態系維持などにも貢献しています。

    関連性の高いSDGs
Social
  • E
  • S
  • G

世の中に、遊びを提供し続ける

「遊びを、まん中に。」という企業スローガンに込めた想いは、遊びは「衣食住」と同じくらい豊かな人生に欠かせないという確固たる信念です。誰か一人や一部の世代だけでなく、全世代の方々に遊びを届け、笑顔にしていきたいと考える私たち。遊びのプロとして、誰もが豊かな人生を送ることができる社会の実現のために、今ある遊びを守ること、そして新たな遊びを模索しカタチにすることを続けていきます。

  • CULTURE
    遊びの文化創造
    • 重要文化財の保護
    • ものづくり体感ワークショップ
    • 文化財「妙見堂」と「釈迦如来殿」
    • マイU.F.O.ファクトリーでオリジナル「日清焼そばU.F.O.」のワークショップ

    遊びには、様々なカタチが存在すると考えています。遊びを通して学びの幅を広げることもまた、遊びの醍醐味になるはずです。HANA・BIYORIでは重要文化財2躰の常設展示や「花」と「植物」に関するワークショップを開催し、日本美術の魅力を身近に感じていただく機会を。グッジョバ!!では体感型ワークショップを開催し、日本のものづくりに触れる機会をそれぞれ提供。新たな遊びの文化を生み出し、楽しいだけではない遊びのカタチを提案することで、お客様の人生の幅を広げています。

    関連性の高いSDGs
  • 新たな遊びのカタチを模索
    • おうち遊園地
    • アミューズメントワーケーション
    • 新感覚フラワーパーク
    • 特設サイト「おうち遊園地」オープン
    • 遊園地でアミューズメントワーケーション

    私たちは、遊びを通してどんなときでもお客様に楽しんでいただきたいと思う気持ちを原動力に、日々、時代や環境、お客様と真剣に向き合い、遊び心いっぱいに「笑顔になれる仕掛け」を考えています。緊急事態宣言下でも自宅で遊園地を楽しめるように全国の遊園地と手を組んでコンテンツ化した「おうち遊園地」を立ち上げたり、これまでの植物園の概念を変えるエンタメ融合のフラワーパーク「HANA・BIYORI」をオープンしたり。常に新たな遊びのカタチを模索することで、期待や想像を超える半歩先の楽しさをお届けしています。

    関連性の高いSDGs

遊びの可能性を広げる、まちづくり

広大な自社の土地にまちづくりの視点から理想的な遊びの姿を描き、構想を実現することができるのが、当社の大きな強みのひとつです。遊びをまん中にしたまちづくりという、より大きな発想を持つことで、遊びの可能性を広げ地域の方々からも愛される遊びの提供を実現するだけでなく、さらには地域社会の健全な発展にも貢献していきます。

  • TOWN
    新しいまちづくり
    • インフラ整備に協力
    • 換地の有効活用
    • マーケットスクエア川崎イースト
    • 開発が進む稲城市南山地区

    面として遊びを考える「TOKYO GIANTS TOWN」構想やマーケットスクエア川崎イーストのような競馬場と調和した地域の生活基盤となる施設づくり。私たちはいつでもまちづくりの視点をもって、遊びの創造と魅力づくりに取り組んでいます。遊びに関わる工事を行う際には、完成後のアクセス改善やインフラ整備を考慮しており、行政の道路整備にも協力しています。遊びを新たにするとき、街もまた新たにしていく意識で常に取り組んでいます。

    関連性の高いSDGs
  • 地域との連携
    • 食育イベント
    • 競馬場イベント
    • 地域フォーラム
    • 食育イベントを開催
    • 川崎競馬場でポニー乗馬イベント

    まちづくりの観点から遊びを提供し続ける私たちにとって、自治体や住民といった地域の方々と強い信頼関係を築きあげています。川崎競馬場では、施設改修やバーベキューイベントなどを行うことでレジャー施設として認められるようになり、近隣マンションの夏祭りへの出店依頼を受けるなど、遊びを広げる新たな役割を担えるようにもなりました。
    他にも、地域社会の中で安心安全を担保し、子どもをはじめ全ての人々が健やかに生きることのできる「つながり社会」の再構築へ向けて、地元自治体と連携した地域フォーラムも開催。安心して遊びを楽しむことができる地域社会の形成に努めています。

    関連性の高いSDGs

遊びを楽しむ日々のために、もしもに備える

乳幼児からご高齢の方まで、広く遊びをお届けする上で、もしもの事態に備えた対策を欠かすわけにはいきません。いつでも全ての人々が遊びを享受し楽しむことができる日々でいられるために、日頃のサービス提供だけでなく、地震や豪雨などの災害発生時における対応にも目を向けて、取り組みを行います。

  • 災害時対策
    • 避難場所の提供
    • 調整池の整備
    • 災害時の避難場所にもなる川崎競馬場
    • 遊園地内の調整池

    自社の土地をキャンバスにまちづくりの視点から遊びを描き、地域と密接に関わり合う企業として、災害時においても地域社会の安全確保に貢献できるよう、近隣自治体とともに対策活動に努めています。行政と協定を結び、川崎競馬場と船橋競馬場では災害時の避難場所や物資集積場所、重傷者などの搬送拠点として、東京よみうりカントリークラブや静岡よみうりカントリークラブでは災害時における避難場所として施設を提供しています。また温浴施設「よみうりランド丘の湯」や「稲城天然温泉 季乃彩」は、災害時における被災者・救援活動従事者への入浴施設としてご利用いただきます。また遊園地においては集中豪雨などによる被害拡大を防止するため調整池など整備しています。2019年の台風や大雨に対しても機能し、防災対策に寄与しています。

    関連性の高いSDGs

遊びに関わる一人ひとりの多様性を受容する

あらゆる世代の一人ひとりを見つめ、枠にとらわれない遊びを追い求める私たち。見つめるその対象は、お客様はもちろんスタッフをも含む「遊びに関わる全ての人々」です。遊びを提供する人、遊びを楽しむ人、一人ひとりの多様性を認め、みんなが遊びに等しく携われる環境づくりを行っています。これこそが、私たちにしかお届けできない人間味のある温かなサービスの源泉となっているのかもしれません。

  • WORK
    ユニバーサルデザイン化
    • 多言語パンフレット
    • スロープ完備
    • 多言語パンフレット
    • 遊園地のバリアフリー化

    私たちが理想とする遊びは、日常の隣にいつもあって気軽に行けるような、誰にとっても親しみやすく、心から楽しめる存在です。全てのお客様が無理なく遊びの空間を満喫できるように、遊園地などでは多言語パンフレットの用意やスロープ完備といった施設のバリアフリー化などのサービスや空間づくりにも努めています。

    関連性の高いSDGs
  • ワークライフバランス
    • 能力開発支援
    • リフレッシュ休暇制度
    • 能力開発を目的としたグループワーク
    • リフレッシュ休暇を提供

    人生を豊かにする「遊び」を提供するスタッフ自身の人生もまた豊かになるように、彼らの仕事と生活のバランスを整えることも当社の使命です。スタッフが自己実現を図るための機会や、能力開発を支援するためのさまざまなプログラム、リフレッシュ休暇を提供するなど、メリハリのある働きができる環境づくりを行い、より遊びに対するクリエイティブな力を発揮できるように努めています。

    関連性の高いSDGs
  • 遊びの担い手の支援
    • 社内ネットワークのセキュリティ整備
    • クラブ活動助成
    • 社内ネットワークセキュリティ整備
    • クラブ活動「軽音同好会」の発表会

    当社のスタッフは、全員が遊びのプロであることが求められます。捉え方も範囲も広い遊びを提供する上で、スタッフがより高いパフォーマンスを発揮できる環境づくりや制度の立ち上げに努めています。業務が快適に進められるよう社内ネットワークのセキュリティ整備や社内クラブ活動への助成など、個性豊かなスタッフ一人ひとりが最大限輝くための支援を行っています。

    関連性の高いSDGs
Governance
  • E
  • S
  • G

サービスと安全への、絶対の信頼

世代を超えた全ての人々に遊びを提供する企業だからこそ、お届けするサービスの質や安全性に妥協することはできません。「よみうり」の名に恥じないというスタッフ一人ひとりの使命感のもと、私たちは愚直に品質の向上と維持に取り組んでいます。当たり前のことを実直に守り抜いてきたからこそ、お客様や地域社会との信頼が築かれていると考えています。これからもお客様の安全を確保し、私たちの生み出す遊びを安心してお楽しみいただくために、企業としてコンプライアンスを遵守し誠実であり続けること、また価値提供・企業使命を着実に遂行するためのコーポレートガバナンスの強化に努めていきます。

  • コーポレートガバナンス強化

    収益及び資本効率の向上に努め、企業価値を高めることにより、関係者各位の信頼と期待に応えることを経営の基本方針としています。このためにも経営の透明性・公正性を明らかにするコーポレートガバナンス体制の構築は重要課題と考え、強化に努めています。
    業務執行に対する十分な監督機能を有しているものと認識し、客観性及び中立性が確保されているなど、監視機能が発揮される体制が整っていることから、現状の体制を採用しています。

    安全対策
    • メリーゴーランドドッグの安全点検
    • クレージーヒューの安全点検

    大前提は、何よりも安全であることです。例えば遊園地ではお客様に心から楽しんでいただくために、自分の家族が安心して楽しめるような安全の確保を一番にしています。お客様の命を預かっているという意識を忘れることなく、「運行管理の強化」「安全点検体制の確立」「安全管理等の基準見直し」の3つの対策を実施し、安全性を常に確保します。