HANA・BIYORI&花景の湯アンバサダーの「純烈」が語る、
「遊び」の力とファンへの思い。

July 09, 2025

全国各地のスーパー銭湯をステージとし、多くのファンを魅了している”スーパー銭湯アイドル”「純烈」が2024年7月、HANA・BIYORI&花景の湯の公式アンバサダーに就任した。就任から一年を迎えた今、それぞれが感じる思いや、純烈の目に映るHANA・BIYORIと花景の湯の魅力について語ってもらった。

メンバー紹介

左から:

酒井 一圭さかい かずよしさん (リーダー)

1975年、大阪府生まれ。趣味は競馬と純烈。子どもの頃多摩地区に住んでいた時期があり、よみうりランドにも昔から遊びに来ている。現在は府中市在住。

後上 翔太ごがみ しょうたさん

1986年、東京都生まれ。趣味はスポーツ観戦、サウナ、スニーカー集め。子どもの頃から筋金入りのG党(読売ジャイアンツのファン)。

白川 裕二郎しらかわ ゆうじろうさん

1976年、神奈川県生まれ。芸能界に入る前は角界の力士という異色の経歴の持ち主。趣味は釣り、散歩、寺巡り、カヤック、DIYで、魚は釣るのも食べるのも大好き。

HANA・BIYORI&花景の湯アンバサダーに 「純烈」が抜擢されたワケとは?

スーパー銭湯アイドル、純烈。元戦隊ヒーロー俳優を中心とした3人組のムード歌謡コーラスグループだ。彼らがHANA・BIYORI&花景の湯の公式アンバサダーに抜擢された背景にはもちろん、彼らが日本各地の温浴施設で活動を重ねてきたという実績があるが、「実はもっと前からよみうりランドさんとはご縁があったんですよね」とリーダーの酒井さんは語る。

白川さん:そうそう。純烈が忙しくなるもっと前から、ライブに呼んでいただいたり。

後上さん:以前、太陽の広場で歌った記憶があります。

さらにそれだけではなく、メンバーそれぞれがよみうりランドと個人的な接点を持っているのだという。

酒井さん:そもそも僕は子どもの頃多摩市にいたんで、遠足でもよみうりランドに来てました。今も府中市に住んでるんで、今度は自分が子どもを連れてきたり、よみうりランド系列の温泉とか、船橋競馬場も…プライベートでがっつり行きますよ。だから仕事も私生活もズブズブの関係(笑)。

後上さん:僕は子どもの頃からのG党なので…もう。アンバサダー就任より前の2023年、始球式で初めて読売ジャイアンツ球場のマウンドに立った時のことをすごい覚えてますし、アンバサダー就任の直接のきっかけも、その時に溝口社長にお声がけいただいたことなんですよね。「花景の湯っていう新しい日帰り温泉施設ができるんだけど、来てもらえませんか?」と。

酒井さん:僕は地元だから、もともと花とお風呂のすごいでっかい施設ができるって噂を聞いてて楽しみにしてたんですけど、まさかオープニングセレモニーに呼ばれるなんてね。ほんまに驚いたし光栄だったね。

HANA・BIYORIと花景の湯、そして隣接する読売ジャイアンツ球場。2023年の始球式の時点で、花景の湯のスタートを華やかに飾ってくれるのは純烈しかいない!と社長は見抜いていたのだろう。そしてその予想通り、2024年の花景の湯オープニングセレモニーは、取材はもちろんファンとの交流も大盛り上がりとなり、最高のスタートを切った。あの日の盛況が、のちのアンバサダー就任にもつながっている。

白川さん:僕は釣りが、魚が好きなので…オープニングセレモニーの時は、「美食ノ極」で「おのでら」の魚が食べられるんだ!?ってすごい心が揺さぶられましたね。

酒井さん:この人は歌より魚だからね。

白川さん:だってあの「おのでら」だよ。世界に22店舗しかないんだよ。その究極の職人さんが握る味がここでいつでも気軽に楽しめるってさ、すごい贅沢だからね。

酒井さん:ご飯もそうだけど、眺望もいいし花も綺麗だし、空間がゆったりしてて風呂もサウナもすごい!僕は自宅から車で10分ぐらいなので、プライベートホーム確定やなと思った。もちろんアンバサダー就任も光栄なんだけど、いち近隣住民としてもほんまに嬉しかったです。こういう場所ができたのは。

後上さん:我々スーパー銭湯アイドルのいわば職場であるお風呂と、読売ジャイアンツ球場という聖地が集まっている…僕からしたら超ウルトラハイブリッドな施設です。純烈として色んな経験を積み上げてきたからこそ、こんな光栄な使命をいただけたなと。感慨深かったですね、本当に。

それぞれの立場から見た施設の魅力と、アンバサダー就任の感想を教えてくれた3人。しかしその驚きは、まだまだ序章でしかなかった。

「こんなに楽しみ方が広がるんだ」。 スーパー銭湯アイドル「純烈」を驚かせた、よみうりランドの遊びの幅広さ。

アンバサダー就任から1年が経った純烈だが、中でも特に印象深かったことを聞いてみた。すると酒井さんは「いや、全部ですよ。だって初めてだらけだもん。アンバサダー就任もやってることも」と笑う。

酒井さん:今話していたオープニングセレモニーとかね。僕らずっとお風呂屋さんを回らせてもらってますけど、テープカットもこけら落としも初めてだった。

白川さん:あの日はマグロ解体ショーも盛り上がりましたね~。その後お寿司にしていただいたんですけど、口の中でとろけて絶品だった。すぐ目の前でダイナミックな解体が始まって、来てくれてたファンのみんなもすごい興奮してたし。しかもあれオープン日だからってわけじゃなくて、不定期でやってるって聞きました。お風呂とマグロ解体ってなかなかないよね(笑)。

やはり花景の湯に初めて訪れた際の「温浴施設らしからぬ」遊びの光景はかなり印象深く残っている様子。さらに、今回6回目を迎えたHANA・BIYORI内でのライブについても話は広がる。

酒井さん:温室で歌うってのも初めてだったね~。

後上さん:お花があふれる綺麗な空間に、最高のお風呂が併設されてて、眼下には読売ジャイアンツ球場が広がってるっていう、純烈抜きにしても最高の1日を過ごせる場所じゃないですか。そこで定期的にライブが出来ることは本当に幸せですよね。HANA・BIYORIの中は、普段は明るく爽やかですけど、純烈のライブのときはいつも紫っぽい照明の空間になって、そこにファンのみなさんのライトが揺れている…。すごい幻想的な光景で、本当に贅沢だなと思います。今日でもう6回目になりましたけど(取材は「純烈×HANA・BIYORI 6th LIVE」当日に実施)、この短期間でこれだけ同じ舞台に立たせていただくことってそうそうないんですよ、だから最近ではもうホームのような気持ちですね。

白川さん:逆に、まだ6回目なのか…って思うぐらいたくさん来てる気がするし。これからももっともっとファンのみなさんとここで交流できたら嬉しいね。

純烈の真骨頂であるライブの魅力を最大限に引き出す舞台となっているHANA・BIYORIと花景の湯。しかしそのコラボレーションから生まれる遊びは、ライブだけにとどまらない。

白川さん:館内に僕らのパネルが置かれてて、ハッピを着た僕らがお客様をお出迎えしてるコラボグッズも出ててさ。色んな所で顔になってるのを見た時、あーアンバサダーになったんだなって実感しました。

酒井さん:あと「純烈の湯」も出たんだよね(笑)。露天風呂の替り湯が僕らのメンバーカラーになるっていう。すげー鮮やかなお湯なんだよ(笑)。

後上さん:実際に入ってきたよ、癒されたよってファンのみんなの声も結構届いてましたね。

酒井さん:どれも新鮮な体験なんだよね。自分の色のお湯なんか初めてですよ(笑)。純烈×お風呂自体はもうとっくにおなじみの組み合わせなのに、工夫次第でこんなに楽しみ方の幅が広がるんだっていう感動がありました。よみうりランドっていう色んな「遊び」の会社が運営してる施設だからこその色だなと。この遊び心みたいなものは僕らも大事にしていきたいよね。

よみうりランドが生み出す「遊び」の幅に感嘆の声を漏らした純烈。数々の遊びをつくり上げてきたよみうりランドと、数々のファンを喜ばせてきた純烈、双方の魅力がかけ合わさるからこそ、予想もしなかったアイデアが生まれ、「遊び」がどんどん広がっていくのだ。

「遊びを、まん中に。」を掲げるよみうりランドと純烈の意外な共通点?

花に囲まれ、絶景に癒され、美食に満たされる…そんな特別なひとときを叶える「HANA・BIYORI」&「花景の湯」は、よみうりランドが掲げる「遊びを、まん中に。」というスローガンを実現する場所だ。

酒井さん:「遊びを、まん中に。」っていいよね。遊園地だったり温浴施設だったり僕も大好きな競馬場だったり、ジャンルは本当に幅広いんだけど、どんな施設を作るにも「遊び」をまずは大事にしています、ていう軸があるってことでしょう。そして実際にそれをヒシヒシ感じる施設だもんね、HANA・BIYORIも花景の湯も。

後上さん:実際アンバサダーとしての1年で実感してるからこそ納得できるし、軸があるって意味では…実は僕らと近いところがあるのかもと思ったりもします。僕らの場合は「ファンを、まん中に。」になるのかな。

酒井さん:僕らにとってファンはもう4人目のメンバーよね。ファンのみんなと一体になってやってるし、みんなが応援してくれるから胸を張ってここに立ってられるし…。だからいつでもファンがまん中にいる。

後上さん:はい。ここ数年で純烈の活動範囲はすごく広がったけど、その軸はずっとブラさずにやっているというか。

酒井さん:うんうん。よみうりランドは「遊び」に真剣に向き合ってて、僕らはファンと真剣に向き合ってる。そういう軸を持ってやってるって意味では、かなり近いかもしれないね。その軸があるからこそ、どこで何をやってても「純烈」らしさが出るし、よみうりランドさんもそうなんじゃないですか?

酒井さんの言う通り、競馬場からゴルフ場、遊園地、温浴施設…と広がるジャンルの中でも「よみうりランドらしさ」が生きてくるのは、すべての根底に「遊びを、まん中に。」という精神があるからなのだ。そしてそれを実現しているのは、自分自身も「遊び」が大好きな一人ひとりのスタッフである。多様なスタッフたちの中に共通するのは、「遊び」がとにかく好きだという気持ち。「好き」をエンジンに、それぞれが思い思いの遊びを描いていくことで、よみうりランドの遊びは進化してきたともいえる。

純烈のみなさんにも「遊び」は好きですか?と尋ねてみたところ、全員から「もちろん!」と返ってきた。

酒井さん:僕はもう三十年来の競馬ファンで馬主になってるぐらいだし、船橋競馬場とかにもお世話になっているし(笑)。むしろ遊ぶために生まれたようなもんですよ。僕は仕事も遊びもウルトラマジなの。なんなら純烈も遊びなのよ、結局。仕事じゃねえんだから手を抜くな!!って思ってる(笑)。

後上さん:僕も遊ぶことが大好きですし、言葉にするなら…遊びは「目的」ですね。遊びのために仕事とか、色々なことを頑張る。そしてそれが、また世界を新しく広げてくれて。HANA・BIYORIと花景の湯とのご縁も、読売ジャイアンツ愛が繋げてくれたものですから。

白川さん:そうね。自分にとって遊びは「解放」かな。僕は釣りが趣味なんですが、広い海を相手にしていると自分を解放できるというか。好きが高じて、今は釣り番組もやらせてもらってます。

酒井さん:そう考えると、僕らも自分の「好き」からどんどん次の仕事を広げてってるんだよなあ。好き!っていう情熱から自分の得意分野や仕事が深まっていったり、新たな領域にチャレンジできたりするのも、僕らとよみうりランドさんの共通点みたいなものかもしれないですね。

「遊び」で豊かな人生を支え、純烈のように長く愛される存在へ。

最後に、アンバサダーとしてファンの皆さんにHANA・BIYORIと花景の湯をどんなふうに説明していただけますか、そう尋ねると、返ってきたのはよみうりランドが大切にしてきた思いと重なるものだった。

酒井さん:四季折々の花を楽しめるし、花景の湯からの眺望もすばらしい!サウナはサウナーなら一度は行っとけってぐらい気合が入ってるし、お風呂も岩盤浴も最高…なんですけど。なによりすごいのは、この辺一帯が遊びの楽園みたいになってることかなと。

白川さん:あらゆる遊びが詰まってるよね。遊園地もゴルフもお花も温泉も球場も…っていう。

酒井さん:そうなの。どんな世代でも、誰と来ても楽しめちゃうのよ。カップルでもファミリーでも一人でも友達でもいいよね。例えばうちなら、俺は花景の湯のサウナでゆっくりして、子供たちは遊園地で遊んで、奥さんは花を見て…みたいな遊び方ができるでしょう?それってホントにここだけの特長というか。

後上さん:家族や友達でも、野球が好き、遊園地が好き、お風呂が好き、って好みはバラバラだったりしますよね。そんなみんながここで一つになって楽しめるっていう、すごくいい空間だなと思います。

白川さん:遊園地で思いっきりはしゃいで汗かいてからひとっ風呂浴びに、みたいなハシゴもできるしね。

後上さん:僕、実際にハシゴしました(笑)。HANA・BIYORIでのライブの帰りに読売ジャイアンツ球場で観戦を。最近新たにジャイアンツタウンスタジアムもできたので、今度はそっちに寄ってくのもいいなあと目論んでいます。

酒井さん:だから、「熱狂もリラックスも全部ここにあるから、とりあえずここ来たらなんか楽しい体験できるよ」ってファンのみんなには伝えたいね。ほんまに幅広いからね、ジャンルが。

「遊び」を軸に、温浴施設まで展開しているよみうりランドに、酒井さんは驚きを隠さない。その理由として、よみうりランドは「遊び」をただの娯楽ではなく「衣・食・住と同じくらい豊かな人生に欠かせないもの」と考えているからだと伝えると、「すごく分かる」と回答があった。

酒井さん:実際自分たちも色んな遊びを日々の活力にして生きてるし、ファンのみなさんと接していても、そういう「遊び」が生きる力になってることを実感するんですよ。だから「衣・食・住と同じくらい欠かせないもの」ってめちゃくちゃ共感できるし、俺とどんかぶりよ。

白川さん:僕ら自身がファンにとっての「遊び」だからこそ、そういう力になれるように活動していますしね。

後上さん:逆に、僕らの今日もファンのみなさんのおかげで存在してますから。僕らもそれをお返ししていきたいですよね。

酒井さん:うん。僕らも今年15周年を迎えて、自分たちもファンの皆さんも年齢を重ねてきて。ここからは、この数年みたいにガンガン右肩上がりの活躍というよりは、今いるファンのみなさんを大事にしながらハッピーな関係を続けていきたいと思っています。もちろんHANA・BIYORI、そして花景の湯のアンバサダーはガンガンやっていきますよ!

酒井さんの言葉には、ファンを大切に歩み続けてきた「純烈」の思いや時間の重みがあった。HANA・BIYORI、花景の湯、そしてよみうりランドも、今日まで築き上げてきたものを大切にしながら、新たな遊びに挑戦し続けることで、純烈のように長く愛される存在になっていきたいものだ。

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