Designする心掛け＆自分へのご褒美ビール

最近は、各分野で「デザイン」という言葉が使用されますが、私は創意工夫をすることだと思っています。壁にぶつかった時に、その事実を受け入れどのように解決するか？逆にその壁をより高く見せ驚かせる空間を想像していくと、どんどんアイデアが出てきます。そして、お疲れ様の冷えたビールを飲みながら、冷静に考える。このローテーションが「遊び」です。

施設を「使う人」と「住む人」それぞれに向き合い、考える

施設を「使う人」と「住む人」の事を考察することです。
「使う人」はお客様です。お客様が一番楽しめる環境を作り出すデザインを心掛けています。かつ当社らしいワクワク感・ドキドキ感を散りばめるようにしています。
また、「住む人」は施設を運営し、そこで勤務する従業員です。働く人が自慢できる施設づくりを目指しています。奇抜な素材や鮮やかな色合いが空間の中で調和されたとき、私自身の抑揚感が高まります。

自分にとって、誰かにとって、“想像以上”と出会えたとき

竣工検査の際に「さすが！」と言われたとき。施工した方から、「こういう空間になるんだ！想像つかなかった」と言われたとき。また、それ以上に嬉しく心が踊るのが、デザインを作り上げる自分の想像以上の効果を得られた空間が出来上がったときです。
最近では、「稲城天然温泉　季乃彩」のリニューアルが印象深いです。岩盤浴の休憩処に、自然を感じてリラックスできる空間を作ることができました。窓からの庭の木々の影による相乗効果で、空間をより幻想的に演出することができたと思います。